レゴ(LEGO)は、子どもから大人まで楽しめるブロック玩具として知られていますが、近年ではプログラミング学習用の教材としても人気を集めています。レゴのプログラミング教材は、遊びながら論理的思考や問題解決能力を養えるため、多くの教育機関や家庭で採用されています。
実際に手を動かしてロボットを組み立てながら学習できるため、一般的なプログラミング学習よりも直感的に理解しやすいのが特徴です。本記事では、レゴのプログラミング教材の特徴や学べること、学習方法について詳しく解説します。
レゴのプログラミング教材とは?
レゴのプログラミング教材は、組み立て式のロボットやセンサーを活用しながら、ビジュアルプログラミングを通じてプログラミングの基礎を学べる教育ツールです。
かつては「WeDo」や「マインドストームEV3」などのシリーズが人気でしたが、現在は最新シリーズ「SPIKE」が登場し、それ以外の旧シリーズは公式販売が終了しています。
レゴのプログラミング教材は、単なる玩具ではなく、STEM教育(科学・技術・工学・数学)を実践的に学べるツールとしても高く評価されています。レゴでの遊びを通して、プログラミングだけでなく、エンジニアリングの要素や論理的思考力を養うことができるのも特徴です。
主なレゴのプログラミング教材と価格
レゴのプログラミング教材は、主にプライムとベーシックに分類されます。
SPIKE™ プライム(小学校高学年~中学生向け)
- 価格:約60,000~70,000円
- 特徴:センサーやモーターを組み合わせ、PythonやScratchベースのプログラミングで制御可能
- 対象年齢:10歳以上
- 使用環境:タブレットやPC
SPIKE™ プライムは、より高度なプログラミングを学ぶことができる教材で、主に中級者向けです。Pythonなどのテキストプログラミングにも対応しており、本格的なコーディングスキルを身につけることができます。
SPIKE™ ベーシック(小学校低学年向け)
- 価格:約40,000~50,000円
- 特徴:カラフルなブロックと簡単なプログラミングで初心者でも楽しく学習
- 対象年齢:6歳以上
- 使用環境:タブレットやPC
SPIKE™ ベーシックは、初めてプログラミングを学ぶ子どもに最適な教材です。アイコンベースのビジュアルプログラミングを使用し、直感的にコードの流れを理解できるようになっています。
レゴのプログラミング教材で学べること
レゴのプログラミングで遊ぶことで、以下のようなことが学べます。
1. 論理的思考力の向上
レゴのプログラミング教材は、プログラムを組み立てながら「どうすれば正しく動くのか?」を考えるプロセスを通じて、論理的思考力を鍛えることができます。試行錯誤を重ねることで、問題解決能力も向上します。
例えば、「ロボットが前に進むプログラム」を作る際にも、単に「前進」の命令を出すだけではなく、どのくらいの距離を進むのか、途中で障害物があった場合の対応など、条件分岐を考えながらコードを作成することが重要です。こうした経験が、プログラミングの理解を深めるだけでなく、論理的な思考力を鍛えることにつながります。
2. 創造力と発想力の強化
レゴの教材は自由度が高く、基本のプログラムだけでなく独自のアイデアを活かしたロボットを作ることも可能です。自分だけの作品を作る楽しさが、創造力や発想力を刺激します。
例えば、SPIKE™ プライムを使って、自動ドアや信号機、センサーを活用した防犯システムなど、身の回りの技術を模倣した作品を作ることも可能です。このような活動を通じて、「プログラムでどんなものが作れるのか?」という視点が育まれ、将来的な技術開発への興味を引き出します。
3. プログラミングの基礎を学べる
SPIKE™ シリーズでは、ScratchベースのビジュアルプログラミングやPythonを使用し、直感的にコードの構造を理解できます。初めてプログラミングを学ぶ子どもにも適しており、基礎をしっかりと身につけられます。
特に、ビジュアルプログラミングでは、難しいコードを直接書かなくてもブロックを並べることで動作を指定できるため、小さな子どもでも無理なく学習できます。そのため、プログラミングに苦手意識を持たずに学べるのが大きな魅力です。
レゴのプログラミングで学ぶ方法
レゴのプログラミングを学ぶためには、主に二つの方法が考えられます。
1. 近場のプログラミングスクールに通う
レゴのプログラミング教材を導入しているスクールも多く、講師の指導を受けながら体系的に学習できます。スクールでは、仲間と協力しながら学べるため、コミュニケーション能力も養われます。
特に、チームでのロボット制作やプログラム開発を行うスクールでは、プレゼンテーション能力や協力する力も養われるため、総合的な学習効果が期待できます。
自分で教材キットを購入する必要がないため、初期投資が不要です。また、一緒に通っている同年代のメンバーとチームを組んで大会に出場できる場合もあるので、まずは近場のプログラミングスクールを調べてみるといいでしょう。
2. 自分で教材キットを購入する
公式サイトや通販サイトでSPIKEの教材を購入し、自宅で学習することも可能です。オンラインの学習コンテンツやYouTubeの解説動画を活用すれば、独学でもプログラミングを習得できます。
居住地域によっては近くにプログラミングスクールがなく、通えないことがあります。自分で教材キットを購入すれば、自宅で好きなだけ時間をかけて、取り組める点がメリットです。一方で、チームを組んで大会へ出場することへのハードルが高くなってしまいます。
レゴの公式サイトでは、無料のレッスンプランや課題が用意されているため、独学でも一定のカリキュラムに沿って学習を進めることができます。まずは保護者が内容を理解し、それを子供に伝え、一緒に取り組めるといいでしょう。
まとめ
レゴのプログラミング教材は、遊びながらプログラミングの基礎を学べる優れた教育ツールです。特に、論理的思考力や創造力を養うのに役立ち、子どもだけでなく大人の学習にも適しています。
現在、最新の教材は「SPIKE」シリーズで、価格は約40,000~70,000円程度と高額であり、まずはスクールを検討するといいでしょう。近くにスクールがない場合には、教材を購入して自宅で独学する方法も選択肢の一つです。
レゴを活用して、楽しくプログラミングを学んでみましょう!
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